【2019年最新防災グッズ情報】防災用ヘルメットの選び方

体の中でも頭部は特に重要な部分とされています。地震や噴火、火災などの自然災害ががあった際に、しっかりと頭部を守るためにも「防災用ヘルメット」は欠かせません。防災ヘルメットにも様々な種類があり、場所や状況に応じて最適なヘルメットは変わってきます。

この記事では、防災用ヘルメットの重要性と災害の際に”最適な防災用ヘルメットの選び方”についてご紹介します。

防災用ヘルメットの必要性

地割れのイラスト

自然災害は過ぎ去った後にも我々に様々な危険をもたらします。

少し考えるだけでもこれだけの危険が潜んでいます。これらは、災害が終わったと思い、避難しているときに突然襲ってきます。

もし仮に、これが頭に当たったり打ちどころが悪いと命にかかわる危険があります。特に都市部にお住まいの方たちは、高層ビルが多いので地方に比べて落下物の危険は高まります。

自分の命を守るためにも、防災グッズとして「防災用ヘルメット」も用意しておきましょう。

防災用ヘルメットと一言で言っても様々な種類があります。ここでは、防災用ヘルメットを選ぶためのコツと、どこを注意してみればいいのかをポイントごとに詳しく解説します。

防災用のヘルメットを選ぶ際のポイントは3つあります。それは

落下物などから頭部を守るためには、それなりの衝撃耐性が必要になります。

どんなにいいものでも自分の頭にフィットしていなければ、ちょっとした衝撃でずれてしまう可能性があります。しっかりと自分の頭の大きさに合うものを選びましょう。

また、災害時はパニックになることが多いです。そんな時でもすぐに持ち運べたり、頭に装着ができるものを選びましょう。

ヘルメットには政府の機関（厚労省）が定める「国家検定合格品」というものがあります。これは、厚労省が独自に定めた基準で、試験をクリアした商品のみが「国家検定合格商品」として売ることが可能になります。

選ぶ際には、国が定めた基準をクリアしているかどうかも確認しましょう。

ヘルメットは、作られた素材によって「耐用年数」というものがあります。普段から使っていなくても、素材によっては段々と劣化してきます。

防災用ヘルメットとして家に置く場合は、長期間になることがほとんどです。耐用年数が過ぎてしまったヘルメットを使用しても、いざという時に壊れてしまっては意味がありません。

なるべく、耐用年数の多いものを選びましょう。

多くのヘルメットはプラスチック製です。種類によっては少しの熱で溶けてしまうものもあります。しかし、自然災害が起きると火災にもつながりやすいので、頭部を守るためのヘルメットは耐熱性の高いものを選びましょう。

▼ヘルメット素材別耐熱温度表▼

ここまで防災用ヘルメットを選ぶ際のポイントを解説しましたが、結論から言うと「FRP製のヘルメットがおすすめ」です。

FRP製は他の素材に比べて少し高めとなっていますが、命を守ってくれるものと考えると高くはないでしょう。